コラーゲンは別名膠原質(こうげんしつ)と呼ばれ、動物界では体内に存在するもっとも一般的なタンパク質です。
ふつう、タンパク質はアミノ酸が鎖状に連なった構造をしていて、水に溶けた状態にあります。
でも、コラーゲンはちょっと変わっていて、左巻きに連なったアミノ酸の鎖が、3本しっかりと右巻きに撚り合され、少しの緩みもない繊維状になっているのです。
そのためコラーゲンは、引っ張る力に非常に強く、直径1mmのコラーゲン繊維を切断するには10㎏の力を必要とすると言われています。
このコラーゲン体内のあらゆるところに存在していて、その働きは多種多様。
臓器を支えたり、細胞同士をしっかり結びつけて、骨や皮膚を構成し体を支えているんです。
ですから、コラーゲンの働きが低下すると、体内に様々な変調が現われてきます。
それを防ぐためにも、体内のコラーゲンを減らさない工夫をしたいですね。
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